『 課題は現場に。知恵も現場に。』

メールアドレス:miwa_nishimori@gikai.pref.kochi.jp

KONIWA

猫の不妊手術の補助制度、何が変わった?現場の声から見える課題

飼い主のいない猫を増やさないためには、不妊・去勢手術の取り組みが欠かせません。

これは、猫たちの命を守るだけではなく、鳴き声やふん尿被害を減らし、人と動物が安心して暮らせる地域をつくるためにも大切な取り組みです。

高知県では、令和6年4月から「飼い主のいない猫の不妊去勢手術助成制度」が大きく見直されました。

これまで県が直接クーポンを発行していた制度から、市町村が主体となり、県が費用の一部を補助する仕組みへと変更されました。

また、個人でも利用できていた制度は見直され、地域で猫を見守り管理する「地域猫活動」を中心とした制度へ移行しました。

制度の目的には理解できる部分もあります。

しかし、変更後の現場では、

「今まで利用できていた補助が受けられなくなった」

「地域によって制度が利用できない」

「どこに相談すればよいのか分からない」

そんな不安や戸惑いの声が、多く寄せられました。

私も、長年活動を続けてこられたボランティアの皆さまや個人の支援者の方々から、直接お話を伺ってきました。

現場で頑張っている方ほど困っている。

その状況を何とか改善したいと思い、私は県議会で制度の見直しを求めてきました。

その結果、令和7年度には県が事務を補完することで、県内すべての地域で制度を利用できる体制が整いました。

さらに、一度廃止された個人向け補助制度も復活し、制度変更の影響で補助を受けられなかった方々への対応も進められています。

これは行政だけで実現したものではありません。

現場で声を上げ続けてくださったボランティアの皆さま、関係団体の皆さま、そして地域の皆さまの思いが形になった成果だと思っています。

飼い主のいない猫の問題は、動物愛護だけの問題ではありません。

地域の環境や暮らし、そして命を大切にする社会のあり方にもつながっています。

課題は現場にあります。

そして、その解決のヒントもまた現場にあります。

これからも現場の声を大切にしながら、人にも動物にもやさしい地域づくりに向けて、一つひとつ前へ進めてまいります。

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